生成AIで動くロボットが 人と一緒に働くデモイベント第二弾をナナちゃんストリートで開催

株式会社デンソーは、株式会社名鉄生活創研(以下、名鉄生活創研)の協力のもと、名鉄商店正面(愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2番4号、名鉄百貨店本店 メンズ館1F)において、生成AIを活用したデンソー開発のロボット制御技術「Generative-AI-Robot Technology」のデモイベントを、2024年10月19日(土)と20日(日)の2日間限定で行います。本イベントでは、生成AIで動くロボット「Jullie」が、お客様に合ったコーヒーをブレンドし、試飲する体験を提供します。

一般的に従来のロボット制御技術は、事前にプログラムした内容に基づきロボットの動きを制御するため、想定以外の状況に対応することは難しいとされています。今年1月に行ったGenerative-AI-Robot Technologyを使用したロボットが販売員を行うデモイベントでは、Generative-AI-Robot Technologyを用いることでロボットと人との会話によるコミュニケーションの実現と、ロボットのアームの動作判断する様子を体験することが出来ました。今回のイベントでは前回から進化し、ロボットが自ら来場者を判断し能動的に会話を行います。また、来場者の動作に応じて共感的な反応を示す同調動作も新たに加わり、より自然で親しみやすいコミュニケーションを実現します。さらに、ロボット同士が自然言語を通して連携し共同作業を行う機能も強化され、一台の生成AIで動くロボットでは難しいブレンドからドリップまでの一連の動作を実現しています。

本イベントでは、名古屋の老舗コーヒー会社、シーシーエスコーヒー株式会社(以下シーシーエスコーヒー)が提供する高品質なコーヒー豆を使用し、生成AIで動くロボット「Jullie」が事前にインプットされた商品知識と、その場でお客様から伝えられた好みや、お土産として届けたい人のイメージを参考に、最適なブレンドコーヒーを提案します。お客様はその場でブレンドしたコーヒーを体験することができ、ロボット技術とコーヒーの融合を体験することができます。

デンソーは、新しい価値の創造を通じて人々の幸せに貢献することを基本理念としており、モビリティ領域だけでなく、QRコードのように人々の暮らしを支える製品や技術を世に送り出してきました。Generative-AI-Robot Technologyも、デンソーの新たな価値創造への取り組みとして実用の可能性を探っており、これまでにも様々なデモンストレーションを行ってきました。

デンソーは今後も、新たな価値創造と社会の発展に向けて積極的に取り組んでいきます。

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生成AIで柔軟に働くロボットが再登場! ―オリジナル珈琲ブレンド提案・ドリップ体験を提供― | 株式会社名鉄生活創研のプレスリリース (prtimes.jp)

生成AIで動くロボット「Jullie」コーヒーVer.