あいちロボフェス 実施レポート②

展示会

DenDenとSoが示した、人とロボットの距離感

DenDenとSoによるロボットのオリジナルカクテル作成のデモンストレーションを展示しました。

会場で交わされていたのは、技術の説明だけではありませんでした。

ロボットの動きに対して、 人がどう感じ、どう受け取るのか。その感覚が、会場全体で自然と共有されていました。

DendenとSo動きが先に伝えるもの

クラウドサービス部/須賀が、今回のデモンストレーションにこめたことは、ロボットが「何をできるか」を話すのではなく、「どうそこに在るか」をふるまいで見せることでした。人のそばに立ち、 同じ空間を共有しながら、人の気配を邪魔しない存在であること。そのために、動きの速さや正確さ以上に、止まり方や、間の取り方、人との距離感を大切に伝えられるようにしました。

理解させるのではなく、感じてもらう

デモンストレーションは、詳しい技術解説を積み重ねる形ではあえて進めず、説明されなくても、気づけばそう感じている、その状態こそが、 人とロボットが同じ社会で共に在るための第一歩だと伝えるようにしました。ロボットの動きに対して、人がどう感じ、どう受け取るのか。その感覚が、自然と共有される設計で表現しました。

共に在る、という前提

ロボットは、単に人の代わりに作業を行う存在ではありません。人のそばに立ち、同じ空間を共有しながら、そっと人を支える存在です。

そのとき問われるのは、
何ができるかだけではなく、
どう見えるか、
どう感じられるか、
そして、どう受け取られるかです。

DenDenとSoのデモンストレーションで共有されたのは、ロボットと人が対立する未来ではなく、共に在ることを前提とした、静かな関係性でした。

今回のDenDenとSoによるデモンストレーションは、ロボットと人が共に働く未来を想像する時間を提供するものでもありました。それは、体験したこどもたちだけでなく、そばで見守っていた親御さんにとっても、
これからの社会のあり方を静かに考えるきっかけになったのではないでしょうか。

Screenshot

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